アサヒビール会長職を終え、相談役の悠々自適の生活からNHK会長という難しい仕事に挑戦される福地先輩から、後輩への貴重なお話です。
一、破れない壁は無い。
生きている間はストレスから逃れられない、悩み事は必ず解決するのでストレスは持ち越さない。
1、今すぐは解決できない。
2、今まで通りでは解決できない。
3、ひとりでは解決できない。
「商機」、「勝機」、「タイミング」、人様の知恵を借りることが大切。それには横のコミニュケーション、たて軸の組織を横軸の組織にして、風通し良く、横風を入れる。物理的な壁がないなら心の壁を作らない。共通情報を公開する。隣の知恵を借りるということは壁がないからできることだからね。
NHKの会長の部屋も壁をなくしてからはずいぶん風通しが良くなったよ。ただNHKでは商売の話をしてはいけないので・・・風呂に入ってスーパードライを飲んで寝ている。(笑)
二、惚れられるより惚れろ。
人に好かれようと思ったら人を好きになる、人を好きになるということは人間関係を良くする。だからさらに好きになる。
三、ナタでも切れる。
カミソリでなくて良い、3回やれば切れるようになる、努力すればいつかは切れるということ。
四、「やろうか」「やるまいか」迷ったときは まず「やる」
悩むときは、右か左、軸足で決める。
五、アンサングヒーローに拍手を
歯車のひとつになっても不要な歯車はひとつもない。歯車として一生懸命生きることが一隅を照らす人になる。
六、現場には感動がある
デジタル化の危惧。病気になると、いまではDATAから始まる診察。以前は視診。現場に現物を現実に。足を運んで人との対話を大事にしてこそ感動がある。
七、出会いは人生のたからもの
一期一会。人のラインを大切にして共感と感動を得る。
聴き取り可能な部分だけですがここに転記させていただきます。不確実な部分はメモ書き転載のためご容赦ください。福地先輩のように速記ができれば・・・
東京紫水会 ホームページ管理人
2008年東京プリンスホテルにて。関係者の皆様、おつかれさまでした。
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